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SATO DENTAL OFFICE

インプラント

インプラントを通じて
再び噛める喜びを

インプラント

歯の失われた部分にチタン製の歯根を埋め込んで上部構造の支えとするのがインプラント治療です。 両隣の支えとなる歯を必要とせず、1本づつ独立して埋入できる治療法です。

天然歯に近い構造がお口の中への調和のカギ

歯の構造は、骨の中に埋まっている「歯根」とその上につく「歯冠」からなっています。「歯冠」が失われてしまったとしても、「歯根」がしっかりしていれば差し歯を立てることが出来ます。
しかし、歯を抜いた後には当然歯根も残りませんから、隣の歯や、歯茎、骨などの組織に支えを求めるほかありません。
歯科におけるインプラント治療とは、チタン製の人工「歯根」を骨の中に埋め込み、その上に人工の「歯冠」を取りつける一連の治療の事を言います。

インプラントの構造のポイント

つまり、ご自身の歯に限りなく近い構造をしているということが大きなポイントです。

  • 見た目が天然歯に最も近い
  • かむ力が天然歯と同等
  • 違和感がほとんどない
  • 他の歯に負担をかけることがない

これらの特徴があり、機能も見た目も兼ね備えていると言えます。
さらに両隣の歯を削る必要がないので、健康な歯を守ることができ、当然取り外す必要もないので煩わしさもありません。

インプラント治療は外科手術が必要

近年では多くの歯科診療所で行われるようになってきたインプラント治療ですが、骨の中に人工の歯根を埋め込むため、外科手術が必要になります。そのため、安全性や感染対策はとても重要です。
当院では精度の高い設計、安全性への取り組み、専門医による処置、術後のメインテナンスなど、質の高い治療の提供に自信を持って取り組んでおります。

詳細は当院のインプラント治療を是非ご一読ください。

よりよいインプラント手術を実現する6つのポイント

01入念な治療説明と下準備

カウンセリング→CT撮影→院長によるコンサルテーション→治療計画立案→治療開始
当院では、時間とコストをかけて、高水準のインプラント治療を目標とします。
まずは徹底的に説明を行い、患者さまの疑問や不安を取り除きます。その後CT画像等を精査・分析し、考えられるすべての方法を計画いたします。治療の過程において得られた情報をもとに、より良いタイミングと方法を常に選択しながら進めます。

02補綴主導のインプラント治療

インプラント治療が行われ始めた当初は、「手術主導」の治療が一般的でした。
現在よりもインプラント体に使われている素材が骨と結合しづらかったため、インプラント体の安定を第一に考えて骨が十分にあるところにインプラント体を埋入する方法です。
しかし、そのような「手術主導」のインプラント治療で入れた歯は、方向・深さ等が噛むことや審美的にそぐわない事が多くあり、さらに清掃性も後回しにされているためインプラント周囲炎を引き起こしやすいことなど、欠点が多くあります。

当院では、上部構造の位置を基にインプラント体の埋入設計をする、「補綴主導」のインプラント治療を行います。かみ合わせの機能の良さ、見た目の良さ、磨きやすさ、耐久性などの理想的な上部構造の位置を分析、設計したのち、その上部構造を入れるためのインプラント体の埋入位置や方向、サイズを決定します。
この方法により完璧な歯の再現が可能となるのです。

031ミリ単位のズレも見逃さない工夫

理想的な位置に上部構造を入れるために徹底的な下準備をします。
インプラント手術では上顎洞と下顎管の位置を完璧に把握し、それらを傷つけない精密な技術が必要です。
上顎洞には上の奥歯の根の先が上顎洞に非常に近いことが多く、ここが炎症すると上顎洞に膿がたまり、蓄膿症を引き起こします。下顎管には神経や動脈、静脈が通っていて、神経を傷つけると顔面にマヒやしびれが残る恐れがあり、また血管を傷つけると大量出血の恐れがあります。
歯科用CTで立体的なレントゲン写真を撮り、骨の状態や、下顎管・上顎洞の正確な位置を把握し、インプラント体を埋入するための設計を行います。
理想的な上部構造を入れるため、顎の骨の厚みや高さが不十分な場合は、骨を補うための骨増生という処置も行います。

サージカルテンプレートの導入

データ上で設計したインプラントを埋入する位置・方向を再現するため、「サージカルテンプレート」と呼ばれるガイドを作製します。 このガイドのおかげで確実に正しい位置や角度でインプラント体を埋入することが出来、歯茎の切開も最小限で抑えることができます。
徹底的な下準備と十分な骨増生、さらにサージカルテンプレートを用いることで、1ミリのズレもなくインプラント体の埋入を行います。

04リスクを最小限にする最大限の取り組み

インプラント手術は骨を露出させる外科的な処置なので、あらゆるリスクをゼロに近づける努力をしています。
当院では、通常の歯科治療をする診療室とは別にインプラント専用の手術室を設けております。
歯科で取り扱う最高レベルSクラスの滅菌機材を使用し、手術室専用の空気清浄装置はウイルスよりも微小な浮遊粒子も素早く集塵することで感染のリスクを低下させています。
また、手術中は麻酔医により全身状態を管理されています。手術中に血圧の上昇または低下などのわずかな変化を見つけるための全身管理用モニターや、異常に対応できるための酸素吸入器、AEDを設けております。インプラント手術に最も適した環境が備わっています。

安心の治療環境づくり

インプラント手術は感染のリスクを最小限にすることが何よりも大切です。その為、当院では専用のオペ室を設けています。
インプラントの手術は一般の歯科診療室で行う処置ではありません。

  • 空気清浄機
  • クラスBオートクレーブ
  • 滅菌機材
  • 超音波洗浄機
  • ディスポーザブル機材
  • 全身管理生体モニター
  • 酸素吸入器
  • AED

05スペシャリストたちとの連携

当院の埋入を行うドクターは年間500症例以上のインプラント手術や、国内外でインプラント手術についての講師をしている口腔外科医です。
また、口腔外科医が手術に集中できるよう、静脈鎮静中の全身管理は麻酔医が担当します。
そして上部構造は、歯の欠損を補う補綴のスペシャリストが担当することで、
最終的には機能や審美において理想的な上部構造がお口の中に入ります。

06メインテナンスの重要視

インプラントを長持ちさせるためには治療終了後のメインテナンスが非常に重要です。
インプラントは自分の健康な歯よりも細菌に対する防御機能が弱いため、汚れが付着すると細菌が増殖しやすく、いわゆるインプラント周囲炎を起こしやすい傾向があります。
インプラント周囲炎を発症すると、自分の歯の歯周病と同じように、歯茎の腫れや出血、膿が出るなどの症状が出て、最終的にはインプラントを支える骨が失われます。
毎日のセルフケアに加えて、定期的に歯科医院でのプロケアを受けることでインプラント周囲炎にかかりにくく、かかったとしても初期段階で対処することができます。プロケアとセルフケアをあわせることで、インプラントは非常に高い耐久性を発揮し、10年間問題なくインプラントを使用できている患者さまは95%以上と言われています。

インプラントの無償メインテナンス

インプラント治療は自費診療であるため、おのずとメインテナンスも自費診療の歯科医院が多いですが、当院ではインプラントのメインテナンスは無償です。
一つひとつよりよい方法を選択して完了したインプラントを良い状態で保ち、出来る限り患者さまの負担を減らしたいという当院院長の思いから、当院でインプラント手術を行った患者さまにはインプラント部分の細やかなクリーニングや、上部構造の咬み合わせの調整などのメインテナンス代を頂いておりません。

あごの骨が薄く
インプラント手術が難しいと
診断を受けた方へ

インプラントを埋入する顎の骨には一定の高さや厚みが必要となります。
例えば上あごの骨は生物学的に上顎洞(サイナス)という空間があり、そのため上あごは下あごの骨よりも少ないのが実情です。
他院にて骨の厚みが足りない事や、上あごの骨の厚みが薄いことを理由にインプラント手術が難しいと診断を受けた方、生まれつき顎の骨が薄いと診断された方など一度はご相談ください。

  • ソケットリフト

    顎の骨が薄くても5ミリ以上ある場合に行う骨造生処置です。
    具体的には、上顎洞まで覆う、上顎洞粘膜に達する直前までドリルを用いて、上あごに穴を開けて粘膜を押し上げます。
    作業で開けられた穴に、すき間なく骨移植材を詰めます。これにより、骨の厚みが増します。
    インプラントと同時に埋入する場合と後日埋入するケースがあります。

  • サイナスリフト

    少量から中程度の骨造生を行う処置です。
    上顎洞(サイナス)までの距離が5㎜以下のような薄い上顎骨は、ソケットリフト法ではできない場合等に用いる治療法です。
    歯茎の横(イラスト図を参照)が上顎洞に向けて穴をあけて横から上顎洞粘膜を押し広げてその隙間に自家骨、及び人工骨を入れて骨を増やす治療法です。
    インプラントと同時に埋入することはなく造成のみ行い、インプラントは後日対応となります。
    2~8ヶ月程度移植した箇所にインプラントを埋入します。

  • GBR(骨組織誘導再生)

    上顎洞(サイナス)までの距離が5㎜以下のような高さが不足し、部分的に薄い上顎骨では、ソケットリフト法ではできない場合等に用いる治療法です。
    ソケットリフト法のように下から骨を持ち上げるのではなく、歯茎の横か上顎洞に向けて穴をあけて横から上顎洞粘膜を押し広げてその隙間に自家骨、及び人工骨を入れて骨を増やす治療法です。

保障について

徹底した下準備、精密な技術により、インプラント治療は非常に高い成功率を誇っていますが、トラブルが起こらない可能性は残念ながら0ではありません。
定期的なメインテナンスを受けている方に限り、それぞれインプラント体は10年、上部構造は3年の保証期間を設けております。

POINT!

ノーベルバイオケアのインプラントを使用

当院はノーベルバイオケアというメーカーのインプラントを使用しています。
ノーベルバイオケア社は、世界的なシェアを誇る4大インプラントメーカーの一つであり、日本国内でも多数の歯科医院が導入しています。
ノーベルバイオケア社が発行するペイシェントカードには、埋入したインプラント体の種類が記録でき、
転居等で当院へ通院できなくなった場合でも、他の多くの歯科医院にて対応することができます。(海外でも対応できます)
※4大インプラントメーカー・・・ノーベルバイオケア社(スウェーデン)、ストローマン社(スイス)、アストラテック社(スウェーデン)、ジーマーデンタル社(アメリカ)

インプラント治療の流れ

  1. Flow01

    カウンセリング

    それぞれの患者さまの状況次第で、お口のお悩みや現状のトラブルは異なります。結果的に必要となる検査や治療も変わります。そのため当院ではカウンセリングを重視しているのが特徴です。ぜひどのようなことでもお気軽にお伝えください。

  2. Flow02

    検査

    問診(既往歴、現病歴、服用薬、アレルギーの有無、生活習慣などヒアリング)、口腔内検査などを行います。特に重要なのが歯科用CTによる現状分析です。骨の厚み、神経の位置などを正確に把握できます。手術の方法や具体的な費用、治療期間などの治療計画をご説明します。

  3. Flow03

    1次埋入手術

    局部麻酔と静脈内鎮静麻酔を用い、インプラントを埋入します。
    口腔外科医、麻酔医、院長と歯科衛生士2~3名で手術を行います。術中は生体モニターを通して全身管理を行います。
    術後2週間は日常生活にも工夫が必要なため、アドバイスなどをさせていただいています。また、歯の磨き方もインプラントを入れたことにより変わるため、歯の磨き方指導などの、セルフケアのサポートを行います。

  4. Flow04

    治癒期間

    3~10ヶ月インプラントを埋入する手術後は、顎の骨に定着するまで治癒期間を置きます。
    治癒期間中の毎月のメインテナンスで経過観察を行います。

  5. Flow05

    上部構造作製

    インプラント体が顎の骨と結合を確認し、アバットメント(支台部)を装着します。
    その後型採りをし、上部構造を作製。患者さまのご要望を伺い、審美面・機能面ともに理想的な色・形・大きさ・角度などを追求します。

  6. Flow06

    完成~メインテナンス

    作製した上部構造をアバットメント(支台部)に装着します。噛み合わせをチェックし、インプラント治療は完了です。
    ただ、インプラントの機能を維持するためには定期的なメインテナンスが必要です。
    その間隔は患者さまの口腔の状態に合わせ歯科医師と歯科衛生士が判断します。1~4ヶ月おきにかみ合わせのチェックや調整、ブラッシングサポートを行います。

インプラント治療後の
メインテナンスについて

当院でインプラント手術を受けていただいた方はインプラント術後のメインテナンスが生涯無償となります。
メインテナンスの内容は、噛み合わせの調整、プラークコントロールなどです。
※ただし、インプラントにトラブルが起きた時の治療は対象外です。